総合基金を担当していて、仕事面では苦しいことが多かったのですが、一方で全国各地への出張には「各地の食を味わえる」という楽しみもありました。
印象深いのは、札幌、大阪、岡山、広島、松山、福岡、鹿児島などですね。
なかでも、今振り返ってみても「良かったな~」と思うのは、何と言っても鹿児島です。
「黒豚のしゃぶしゃぶ」、「黒毛和牛のステーキ」、「地鶏の刺身」、「きびなごを始めとした魚料理」、そして「揚げたてのさつま揚げ」など、他ではなかなか食べられないような、本当においしい物が豊富にあります。
特に、鹿児島で仕事が終わった日の夜に、基金事務局の方に連れていっていただいた天文館のお店のことは忘れられません。
そのお店はガイドブックには載っていない店で、揚げたてのさつま揚げ、黒豚のしゃぶしゃぶなど、料理がまず絶品です。
そのうえで三岳と八幡というおいしい焼酎が飲み放題(しかも時間無制限)ですから、存分に食べて飲んだものです。
営業担当者も私も、ホテルはいつも天文館にあるところを選んでいました。
なので帰りの心配もありません。
当時の仕事の内容は、財政悪化の状況の理事会への説明など、気の重い仕事が多かったです。
それが終わった後なので、基金の方も、営業担当者も私も解放感に満ちていて、一層に楽しく飲めたものです。
このお店には鹿児島担当時代に何度も行きました。
数理室長退任が決まった後に、基金に挨拶に伺った際にも、この店で送別会を開いて頂きました。
私にとっては忘れられない場所です。
数理室長を退任してからは、鹿児島には行ってません。
いずれ機会があれば鹿児島に旅行して、また天文館で揚げたてのさつま揚げと三岳を楽しんでみたいと思っています。