Categories
コラム

白内障の手術体験

今回は私事になりますが「白内障の手術体験」を書いてみようと思います。
このコラムをお読みになっている方の中にも、白内障の進行を自覚されている方は少なくないでしょう。
今後に手術を受ける可能性のある方には、多少でも参考になる内容にしたいと思います。

かなり前になりますが、約半年前の去年の12月に白内障の手術を受けました。
最初は右目、2週間後に左目です。

手術から約半年たった現時点では「まるで生まれ変わった」ような気分です。
こんなに良く見えるようになるなら「もっと早く手術をしておけば良かった」と感じていいます。

それくらい手術後の見え方は、劇的に改善しました。
手術前の見え方は、下の写真のような感じです。
物がぼやけるし、目の前に霞がかかったような感じです。

(出所)新横浜 あおい眼科のHP

それが、手術後の見え方は、こんなイメージです。しかも眼鏡やコンタクトは不要になりました。

(出所)新横浜 あおい眼科のHP

もともと私は強度の近眼で、眼鏡またはコンタクトがないと、まともに生活できないほどでした。
近眼が強すぎて眼鏡で矯正すると頭がクラクラするので、30代以降はコンタクトを主として使用していました。

強度近眼が原因で網膜剥離も経験しています
30代で右目、40代で左目の網膜剥離の手術を受けています。

そんな私が白内障手術後は、両目とも裸眼で1.0の視力になりました。
この視力が低下することはないそうなので、死ぬまで快適に物を見ることができるはずです。

白内障の手術を受けたのは3月に受けた人間ドックがきっかけです。
右目の視力(矯正後)が急激に低下していたので、網膜剥離の手術を受けた病院で診断してみたところ「そろそろ白内障の手術をした方が良い」と言われた次第です。

手術当日は8時までに病院に行って、簡単な検査や血圧測定などの準備を行い、10時少し前に手術を受けました。
手術自体は20分程度だったと思います。
麻酔も注射ではなく目薬を差すタイプのもので、手術中の痛みもほとんどありません。
「白内障の手術は歯を抜くのと変わらないよ」と聞いたことがありますが、本当にそんな感じです。

網膜剥離の手術の時は注射での麻酔でしたし、2回目の時は手術時間も3時間ぐらいかかって結構疲れました。
それに比べると、今回はぜんぜん楽な手術です。

手術後は一泊して翌日の朝の検査後に退院です。
病院を出るときは、見え方が入院前と全く違っていたので感激しました。

なお、私が手術を受けた病院は、お茶の水の「井上眼科病院」です。
30代で最初の網膜剥離の手術を受けた時から、目については一貫してこの病院にお世話になっています。

井上眼科病院は、日本でも最大規模の「眼科の総合病院」として有名ですね。
口コミなどでも評判は高いですが、手術を何度も受けた経験者として、私も「お医者さんの腕は確かだし、看護師さんなどの対応もとても良い」と思っています。